【13.05.17】 元祖 醤油豆のレシピ で夜に2日がかりで讃岐名物の「醤油豆」を作りました。
焙烙で炒ります。・・・小さめのソラマメが手に入りましたので作ることにしました。
この豆は、けんど下です。・・・けんど網の下に落ちた2級品のことです。
焙烙がない場合は、油を切ったフライパン出も出来ます。 我が家の御袋などは、焙烙がないと日本がわらを七輪において一粒づつ焼いていました。
海水ぐらいの塩分濃度の塩水に放り込みます。
豆がジューンと言うでしょうか?
今回は煎りが足りません。
一晩塩水の中に置きます。 このソラマメが讃岐名物「ばら寿司」に最高の具になるんです。
この方法の裏技として充分ふやけたソラマメの皮をむけば讃岐名物の「ばら寿司」や「キツネ寿司」の具になります。(この場合塩味は、ほんの1つかみのうす味です)
善通寺市内では、金蔵寺前の「はなや食堂」さんの御寿司がそうです。高齢者になつかしい味と親しまれています。これが美味いんです。
はなやさんは、うどんの出汁もイリコ臭さをぬく為に焼火箸の技を持っており大変うまいうどんだしです。たぶん世界一です。 最近でもどこそこ麺機のうどん学校などもこのような讃岐の歴史的なうどん屋のレシピを教えていません。
えらそうに言う「うどん研究者」も・・・・・ほんとうに素人なんですよ!!! ゴリラ
醤油豆のレシピ1・2・・・・塩水を切って醤油豆の出汁に浸せておけば醤油豆の完成です。
基本1は、(1)塩水程度の濃さの塩水に浸してふやけた 1升の豆に (2) 砂糖1kg (3) 醤油2合 (4) 水2合 (5) 鷹の爪・・・好みで少々 の出汁に数時間から一晩漬けておけば完成です。
基本2は、(1)ほんの1つかみの薄めの塩水に一晩漬けた 1升の豆に(これぐらいの濃さの物がバラ寿司の具になる) (2) きざら砂糖1kg (3) 醤油 3.5合 (4)みりん少々 (5) 鷹の爪 (薄めの塩味なので醤油の量が多く水は、加えないと見ました)
こんな単純なレシピこそ讃岐の心・・歴史的な郷土料理なんです。