しんご頑張りニュース−市政の動き

【13.12.19】 教育行政についてです。市内の学校現場の暴力行為といじめについてです。

   最近はおとなしくなったと言われていますが、市内の学校現場での非行行為の現状はどうなっているのか、まずお聞きいたします。また、学校でのいじめが原因と見られる痛ましい自殺の報道が連日のようにされていますが、市内の学校ではいじめの現状と現状を知るためにどのように対応しているのかお聞きいたします。さらに、いじめを早期に知るためのアンケート等の実施にはどう取り組んでいるのかお聞きをいたします。

  ◎教育長(森正司君) 議長
○議長(関清伸君) 教育長
             〔教育長(森 正司君)登壇〕
◎教育長(森正司君) 内田信吾議員さんの校内外の非行行為の現状について、まずお答え申し上げます。
 本市の24年度、23年度の暴力行為といじめ問題の現状について申し上げます。
 初めに暴力行為についてでありますが、小学校におきましては、平成23年度はゼロ件でありましたが、平成24年度は器物破損が1件ありました。次に、中学校におきましては、平成23年度は26件、その内訳といたしましては、対教師暴力が3件、生徒間暴力が21件、器物破損が2件ありました。しかし、平成24年度には生徒間暴力が5件、器物破損が1件、計6件と大幅に減少をいたしております。なお、平成23年度の生徒間暴力21件は全て学校内で起きたものでありますが、平成24年度の5件のうち3件が学校外で起きております。
 次に、いじめについてでありますが、小学校におきましては、平成23年度は2件ありましたが、平成24年度はゼロ件でございます。次に、中学校におきましては、平成23年度は5件ありましたが、24年度は2件と減少いたしております。
 次に、いじめの現状を知るためにどのようにしているのか、またいじめを早期に知るためのアンケートの実施状況とその取り組みについての御質問にお答え申し上げます。
 まず、いじめの現状を知るためにどのようにしているかについてでありますが、現在いじめの現状を把握するために、教育委員会におきまして統一した調査は実施いたしておりませんが、各学校においてさまざまな方法によりいじめの早期発見に努めております。例えば、学期ごとに学校生活に関する調査を記名式で実施している学校、2カ月に1回生活アンケートを実施している学校、そのほか心に寄り添うアンケート、教育相談アンケート、仲よしアンケート、あなたの気持ち教えてねアンケートなど、名称は異なりますが、全ての学校において定期的にいじめの実態把握に努めているところでございます。一方、半数以上の学校におきましては、学級での満足度を調べるQ−Uテストを年2回実施し、学級内での人間関係の把握に努めているところであります。
 このようなアンケート結果などを通しまして、何らかの兆候が見られた場合には直ちに学級担任を中心に教育相談体制をとり、当該児童・生徒への相談、関係している児童・生徒への指導を行っているところでありまして、命にかかわるそのような情報につきましては、速やかに教育委員会へ報告するよう指導をしているところでございます。

  ◆9番(内田信吾君) 議長
○議長(関清伸君) 内田信吾君
             〔9番(内田信吾君)登壇〕
◆9番(内田信吾君) 本当に連日のように新聞報道でいじめに関することが出ていますので、子ども達が犠牲になる前に早期発見に努めていただきたいなというふうに思います。

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