しんご頑張りニュース−活動日記市政の動き

【19.09.19】 善通寺市のごみ行政「燃えるごみの収集回数」を増やせ・・私の6月議会一般質問の全文です。

環境行政についてです。

  本市が、環境問題にいち早く取り組み、ごみ減量のための切り札として他市に先駆けて立ち上げた環境推進会ですが、この加入状況は現在どうなっていますか。この間の推移と、市としてなぜ加入促進を行うのかの理由、今後の対応についてお聞きいたします。
 プラスチックごみの収集状況と集めたプラスチックごみをどうしているのか。これを処理するために、今後どう取り組むのか、お聞きをいたします。
 最後に、資源ごみの収集状況はこの間どう推移していますか。集めた資源ごみの売上状況並びに今後どう対応していくのかについてお聞きをいたします。
◎市民生活部長(加藤光宏君) 議長
○議長(寿賀崎久君) 市民生活部長
             〔市民生活部長(加藤光宏君)登壇〕
◎市民生活部長(加藤光宏君) ただいまのご質問に順次お答えをいたします。
 まず初めに、環境推進の加入状況の推移と市としての加入促進の理由、今後の対応についてお答えをいたします。
 環境推進会の加入状況の推移でございますが、直近3年間の4月1日現在の加入状況を申し上げますと、平成29年度は9,138世帯の加入で加入率は70%。平成30年度は8,984世帯の加入で加入率は68.6%。平成31年度は8,818世帯の加入で加入率は67.3%となっており、加入率につきましては低下しつつございます。
 次に、加入促進の理由と今後の対応でございますが、ご承知のとおり、環境推進連合会の役割は主に資源ごみリサイクル運動、環境美化分野への普及啓発の推進でございます。資源ごみの売却益を原資とした交付金は、コミュニティの活性化推進の貴重な財源でありますことから、今後とも環境推進会への加入促進を図ってまいりたいと考えております。
 次に、プラスチックごみの収集状況と処理状況についてお答えをいたします。
 容器包装リサイクル法では、自治体が分別収集、保管いたしました容器包装は、指定法人日本容器包装リサイクル協会に委託料を支払い、容器包装の再商品化を行っており、本市でも容器包装のプラスチックごみを再利用のため資源ごみとして収集いたしておりますが、不純物が付着をし、再生が不可能なプラスチックごみにつきましては、可燃ごみとして焼却をいたしております。
 ご質問のプラスチックごみの収集状況とその処理委託料の直近3カ年の状況について申し上げます。
 平成28年度の収集量は121トン、処理委託料7万4,000円。平成29年度の収集量は113トン、処理委託料6万9,000円。平成30年度の収集量は110トン、委託料7万8,000円となっております。
 今後の対策といたしましては、海洋プラスチックごみの増加など、プラスチックごみ問題は国際化しております。国内でも来年4月からレジ袋の有料化が決定するなど、プラスチックごみ問題解決に向け、国内外でさまざまな取り組みがされております。本市といたしましても、プラスチックごみの不法投棄やポイ捨てに対処するため、監視パトロールをさらに強化するとともに、不法投棄の抑止を図る目的として、監視カメラや看板の設置等による啓発活動に努めるなど、ごみの適正処理及び地域の環境美化の推進を図ってまいりたいと考えております。
 最後に、資源ごみの収集状況の推移と売上状況について、直近3年間の状況についてお答えをいたします。
 平成28年度の資源ごみ収集量は1,506トン、売却額は1,522万4,000円。平成29年度の資源ごみの収集量は1,434トン、売却額は1,753万5,000円。平成30年度の資源ごみの収集量は1,291トン、売却額は1,511万7,000円となっております。
 今後の対応につきましても、冒頭で申しましたように、資源ごみの売却益はコミュニティ活性化の推進の貴重な財源でありますことから、今後も環境推進連合会のご協力をいただきながら、資源リサイクルを推進してまいりたいと考えております。
 以上でございます。
◆17番(内田信吾君) 議長
○議長(寿賀崎久君) 内田信吾君
             〔17番(内田信吾君)登壇〕
◆17番(内田信吾君) 本市独自の取り組みで、資源ごみの売却益を地域に還元していますので、喜ぶ市民も多いのは確かですが、環境推進会への加入率が年々下がっているのは事実ですので、今後の対策が重要だと思います。
 また、プラスチックごみは売却益がたくさんあるものだと私は思っていましたが、処理委託料がかかっているのには驚いております。
 さて次に、燃えるごみの収集回数を決めるため、市民に実施するアンケート調査を今年度実施すると思われますが、その結果と環境推進会が出した意見との関連についてお聞きをいたします。
◎市民生活部長(加藤光宏君) 議長
○議長(寿賀崎久君) 市民生活部長
             〔市民生活部長(加藤光宏君)登壇〕
◎市民生活部長(加藤光宏君) 燃えるごみの収集回数を決めるための市民に実施をいたしますアンケート調査の結果と環境推進会の意見との関連についてお答えをいたします。
 アンケート調査は、前回平成28年度に実施をし、おおむね3年をめどに実施をいたしております。環境課のほうでは、本年9月の実施に向け準備を進めておりますので、ご理解賜りたいと存じます。
 なお、燃えるごみの収集回数につきましては、アンケート調査の結果や環境推進連合会の会長さん方のご意見等を踏まえながら検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。
◆17番(内田信吾君) 議長
○議長(寿賀崎久君) 内田信吾君
             〔17番(内田信吾君)登壇〕
◆17番(内田信吾君) 環境推進会が地域で開く年次総会で燃えるごみの収集回数を聞くことはありません。環境推進会に加入する市民の意見を総会で聞くことなく、収集回数を決めることは、本来考えられません。アンケート結果こそ重視すべきだと考えますが、どちらを判断材料にするのか、お聞きいたします。
◎市民生活部長(加藤光宏君) 議長
○議長(寿賀崎久君) 市民生活部長
             〔市民生活部長(加藤光宏君)登壇〕
◎市民生活部長(加藤光宏君) ただいまのご質問にお答えをいたします。
 本年9月実施予定のアンケート調査の結果につきましては、市民皆様からの貴重なご意見でございますので、尊重すべきものであると思っております。燃えるごみの収集回数につきましては、先ほどもご答弁いたしましたとおり、アンケート調査のご意見を踏まえた上で、環境推進連合会の会長さん方と検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。
◆17番(内田信吾君) 議長
○議長(寿賀崎久君) 内田信吾君
             〔17番(内田信吾君)登壇〕
◆17番(内田信吾君) ぜひとも多額な予算を使ってアンケート調査、何千人もの市民に3年に1回行っておりますので、その意見も重々取り入れていただきたいというふうに思います。

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