しんご頑張りニュース−活動日記市政の動き

【19.12.12】体育館にも空調設備の設置を・・・9月議会の一般質問

教育行政についてです。

  世界的に各種の観測資料などから、ここ30年、徐々に気温が上昇してることが報告されていますが、この温暖化の影響によって野菜等の収穫の時期が早まっていることが世界中で報告されているそうです。市民生活もこの温暖化の影響を受けて、生活スタイルを変えざるを得なくなっています。私が子どものころとは比べ物にならないほど、家庭での冷暖房設備の設置率が上がっています。
 さて、この生活スタイルの変更と温暖化に対応するべく、学校の教室への冷暖房設備の設置状況はどうなっているのでしょうか。また、災害時には緊急避難先となる体育館への冷暖房設備の設置の計画はどうなっているのか、質問いたします。
◎教育部長(尾松幸夫君) 議長
○議長(寿賀崎久君) 教育部長
             〔教育部長(尾松幸夫君)登壇〕
◎教育部長(尾松幸夫君) ただいまの内田信吾議員さんのご質問にお答えいたします。
 まず、小学校の教室への空調設備の設置状況についてであります。
 市内の小学校の普通教室はあわせて88教室ありますが、全ての教室に空調設備を設置しており、整備率は100%であります。なお、小学校の特別教室は、73教室のうち、71教室に空調設備を設置しており、整備率は97%となっております。
 次に、中学校につきましては、普通教室が29教室、特別教室が25教室ありますが、全ての教室に空調設備を設置しており、整備率は100%であります。
 また、幼稚園につきましても、普通教室が32教室、遊戯室などの部屋が14室ありますが、全ての教室に空調設備を設置しており、整備率は100%であります。
 一方、小学校8校、中学校2校の体育館につきましては、空調設備を設置できていない状況があります。近年の夏場の平均気温の上昇傾向などから熱中症予防には十分注意しており、学校にも気温が31度以上では厳重警戒、35度以上では運動は原則禁止という指針を周知しております。体育館での活動についても、この指針に従っております。また、小学校、中学校の体育館は、災害発生時の避難所としても指定されているところであります。
 以上のことなどから、体育館への空調設備の設置についても検討する時期が来ているものと考えております。学校の体育館は、空調の設置を前提に建築されていないことから、断熱性能が低く、天井も高いなど、空調がききにくい施設となっており、その改修費や電気代を含む維持費が多額となることも想定されますので、設置する場合の財政負担をできるだけ軽減できるよう、有利な補助金や起債について調査研究を行っていきたいと考えております。
◆17番(内田信吾君) 議長
○議長(寿賀崎久君) 内田信吾君
             〔17番(内田信吾君)登壇〕
◆17番(内田信吾君) 毎年卒業式や入学式に参加させてもらってますが、そのときに学校側も寒さを気にして使い捨て懐炉なんかをくれるわけですけども、運動していなくて式典等をやってるときに、体育館の底冷えっていうのは物すごいものがあるというに考えます。先ほどの答弁でも検討すべき時期に来ておるということだったんですけども、建物の構造上、建て替えの時期にしかこれはできないのかなというふうに思いますけども、計画的にこれについては進めていただきたいことを切に要望させていただきます。

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