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【22.12.15】新基地 絶対とめる・・土砂投入4年 辺野古の浜で集会・・沖縄

沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設で、海への埋め立て土砂投入が強行されてから14日で4年となりました。

  新基地建設に反対する「ヘリ基地反対協・海上行動チーム」は同日、埋め立て工事現場が眼前に広がる辺野古の浜で土砂投入と工事の中止を求める集会を開きました。

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(写真)土砂投入の強行から4年となり、「基地を造るな」と声をあげる集会参加者=14日、沖縄県名護市辺野古

 約160人の参加者は、知事選や県民投票で示された新基地反対の圧倒的民意を無視して工事を続ける岸田自公政権に抗議。「平和や命をおびやかす新基地はいらない」などと書かれたカラフルな横断幕や旗を掲げ「美ら海守れ」「沖縄県民は屈しないぞ」と声をあげました。

 ヘリ基地反対協の仲村善幸共同代表は「新基地建設を絶対に止めるため今日を新たな起点としよう」と呼びかけました。オール沖縄会議の高里鈴代共同代表は「一人一人の決意と勇気が埋め立てを止めている」と参加者を鼓舞しました。

 カヌーで海上から抗議行動を続けるメンバーがリレートーク。「海を壊し、県民に犠牲を強いる基地建設をやめさせたい」「小石や小枝のような存在だが、政府の大きな力を止めている」「来年は勝利して集まろう」などとアピールしました。

 政府はこれまでに埋め立て海域南側(辺野古側)に投入した土砂量が約264万立方メートルだと明らかにしましたが、埋め立て全体に必要な総量約2020万立方メートルの約13%にとどまっています。また、埋め立て海域北側(大浦湾側)は、軟弱地盤改良に伴う国の設計変更申請を玉城デニー知事が不承認としたため工事はできません。

 集会参加者は「民意を顧みず青い海へ土砂が投入された日の深い悲しみ、憤りを決して忘れることはできない。大規模な自然破壊であり、戦争へつながる新基地建設の即時中止を強く求める」とする声明を採択しました。

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